上司に「会社やめます」と言った
いつかはフリーランスになりたい。どうもショータです。
四月二日金曜日一七時定時後、僕は上司でありチームリーダであるHさんに「会社を辞めさせてもらいます。」と腰を低くしながら言いました。
Hさんは僕の言葉にそれほど驚くこともなく、場所を変えて僕の話を聞いてくれました。
驚かない理由としては僕の普段の仕事の態度からして、いつかは辞めると言ってくるだろうと思っていたからだそうです。僕もHさんがそう思ってると思っていました。
別に仕事をサボっていたわけではありません。普段のペースを保ちつつ作業をしていました。
ただ仕事に対する意欲は皆無です。常に無表情で無反応、向上心もなく、熱意もない。
頭の中では早く帰りたいとしか思っていませんでした。
そんな元気のないやつを見たら誰だって「こいつやる気あるのか」と言いたくなりますよね。
自覚はしてます。
ただ仕事に支障が出るほどやる気がないと怒られるので、最低限の作業は行います。今となってはそれすらも苦痛ですが。
ここ半年はそんな感じで会社で過ごしていたので、上司が驚かないのも当然ですね。
ただ一つ嫌なのが明日からです。
月曜日。
『この会社を辞めたい』と言いましたが、会社に行かなければなりません。それも二週間ほど。
流石に急に来なくなるのは会社に迷惑がかかるので、そんな非常識なことはしませんが、
やっぱり憂鬱です。
この上ないくらい憂鬱です。
しかしこれもフリーランスという夢を叶えるための試練と思えば耐えれます。
いえ耐えるのは当然ですよね。
明日もいつもと変わらない時間に起きていつもと変わらない電車に乗り、会社に行きます。
でもやっぱりつらい。